ふくらはぎは体を支えるだけでなく「第二の心臓」と呼ばれるぐらい血液の循環にとって大事な場所です。
しかし、ふくらはぎをはじめ、足や腰、上半身をうまく使えていない方が多いです。
ふくらはぎがしっかりと使えるようになると色々と「良いコト」があります。
むくみや冷え性に
足先は心臓から遠いので、どうしても心臓のポンプが届きにくいです。ふくらはぎの筋肉が動くことによって血液を上にあげてくれるので循環が良くなりむくみや冷え性に効果的です。
ヒザ痛や腰痛、股関節痛、肩こりや疲れやすさにも
ふくらはぎ周りが強くなると、立ったり歩いたりする時にもしっかり足腰を支え安定感が出てきます。
足腰が安定しているとヒザの痛みや腰痛も出にくくなり、上半身も安定して疲れにくくもなってくれます。
綺麗な姿勢や歩き方、運動能力の向上に
ふくらはぎがしっかりしていると、しまった足首、健康的な脚になります。
歩き方や姿勢も良くなってくれますし、走りやすくもなります。
ふくらはぎをしっかり使えるようになるには
ふくらはぎが使えてない人は、全体の筋力の使い方がアンバランスな方に多いです。
骨盤や股関節、足首、ヒザ、背中や肩首など、上手く使えるように整体で姿勢を整えていきましょう。
体の歪みを整えるのと同時に、お家でもできるトレーニングなどを少しずつ取り入れてみましょう。
①椅子に座って足上げトレーニング
・イスに浅く座って、両手でシートを掴んだら、片足を前に伸ばします。
・足首を上に向けて3~5秒間停止します。
・この運動を左右で行います。
・反動をつけずに、ゆっくり行うのがコツです。
・回数の目安は初めは無理をせずに片足5~10回ずつやってみましょう。
②かかとを上げるトレーニング
・テーブルや椅子の背に両手をついて立ちます。
・ゆっくりとつま先で立ちます。
・つま先立ちのまま、10秒間保ちます。
・ゆっくりとかかとをおろします。
・一連の動作を20回程繰りかえしてみましょう。
上記の2つとも動き的には体の負担も少ない簡単なトレーニング法です。
お家で座っている時や、台所に立っている時など、日々の暮らしの【ながら】で、できるように取り入れるのも長続きするコツです。