夏になるとお風呂も暑いので、ついついシャワーだけで済ます事も多いですね。
夏場は、
「体の疲れがとれない・・」
「ぐっすり眠れない・・」
「内臓の調子が悪い・・」
「冷えたりむくみが出やすい・・」
などの不調を訴える方が多いです。
そんな夏の不調に、湯船にゆっくり浸かる入浴を採り入れてみてはいかがでしょうか?
入浴で体を温めると良い事が沢山あります。
●入浴で体を温めるメリット
・自律神経の働きが良くなり、深い眠りが得られやすくなります。
・リラックス効果でストレスの発散。
・体が温まると免疫力もアップします。
・血行促進で疲労が回復します。
・血中の乳酸を減らして体臭予防にも。
●入浴時の注意点
・就寝時間の1時間ほど前までに入るようにしましょう。
入浴後すぐに寝ると、体も興奮状態になっているので、良い睡眠が摂れにくいです。
・お湯の温度は38度から40度の体温より少し高めが良いようです。
熱すぎるお湯だと交感神経が優位になり寝付きにくくなります。
・15分から20分程、じっくり湯船につかると、体の芯から温まります。
長く入り過ぎても体力を消耗する場合があります。
・15分程入浴していると、500ml以上汗をかくようです。
入浴の前後にはしっかりと水分補給を行いましょう。
お風呂上りに冷たい飲み物が美味しいですが、飲み過ぎると体が冷えてしまいますのでほどほどに。
色々、良い効果のある入浴、忙しい日々でもシャワーだけではもったいないので、毎日とまでいかなくても日々の暮らしに取り入れてみて下さい。
意外と汗だけではデトックスはできない!?
半身浴などで長い時間入浴し、「汗をかいてデトックスを」とされる方も多いですが、
体の老廃物が出る割合で、汗は3%程だけなのです。意外と少ないですね。
一番はお通じの70%、次に尿の20%、汗3%、その他残りといった割合です。
入浴で汗をかくのも毛穴が広がったり体温調節も行いやすいなど良い効果が出ます。
デトックスは入浴で腸や内臓を温め、しっかりと水分補給を行い、バランスの良い食事、適度な運動により体の循環を良くしていきましょう。