「立ち上がる時に痛い・・・」
「階段の上り下りが痛い・・・」
「長時間歩くのが辛い・・・」
日常生活で膝の痛みがあるとお辛いですよね。
膝はなぜ痛くなると思われますか?
スポーツや事故で直接、膝を痛めるというのは原因そのものなのでわかりやすいです。
しかし普通に日常生活を送っているだけなのに痛みが出てくる・・・
これは原因がわかりづらいですよね。
多くの場合、足腰のねじれから膝の痛みが生じます。
足の付け根である太ももの骨、大腿骨は骨盤と股関節でくっついています。
股関節は足をいろいろな方向に動かせる重要な関節です。
この股関節は骨盤の動きと密接に関係しています。
例えば、骨盤が開くと股関節も外向きにねじれ、逆に骨盤が閉じると内向けになるといった感じです。
逆に股関節を動かすと骨盤も同じ方向に動きます。
普通に動かしていると、股関節と骨盤は連動して動いていると思ってください。
股関節と太ももの骨が外向けにねじれると、膝から下も外向きになるかと思いますよね?
でも、そんな事になると身体を支えることができなくなるので、膝から下は内向きになろうとします。
骨盤、股関節、膝関節、スネの骨、足首がそうやってねじり合う事によって身体のバランスを保とうとしています。
この足腰のねじれの角度が浅いと普段痛みを感じる事はありません。
ですが、歪みが大きくなるとねじれもキツくなってくるので股関節などにも負担がかかってきます。
歪みと捻じれがキツイ状態で歩いていると膝関節に負担をかけたままになるので痛みが出てきます。
日常での何気ない歩き方や座り方、荷物の持ち方などで足腰の歪みが蓄積し慢性的な膝の痛みが出てしまう訳です。
膝関節、足腰の歪みがきついとこのような不調が出ることも。
◇膝の曲げ伸ばしが痛い
◇歩く時に膝、股関節、足首が痛む
◇膝の周りに水がたまる
◇しゃがむのがしんどい
◇腰痛になりやすい
◇足がむくみやすい
◇外反母趾がきつい
など他にも色々と不具合が出る事があります。
膝の施術以外にもそういった不具合も併せて整えていきます。
膝に水がたまるのは?
膝に痛みが出ている方の中に「ヒザに水がたまって・・」「何回も抜いてもらってもまたたまってしまう・・・」
とお悩みの方も多いです。
なぜヒザに水がたまってしまうかと言いますと、膝関節に歪みがでて、痛みがある時は関節に炎症が起こっている場合が多いです。
炎症が出ているところを冷やすために水が溜まってしまう訳です。
やけどの水膨れとかが想像しやすいかと思います。
関節の歪みで炎症が出ているので、水を抜いてもまた、水が溜まってしまいます。
膝関節の歪みを整えていけば、関節の炎症や痛みもおさまっていき水も溜まりにくくなってくると思います。
膝の痛みへの施術の進め方は
先程も書いたように膝の痛みは、
膝関節自体の歪みと骨盤や股関節、足首などの引っ張り合いから起きる事が多いです。
まず体の中心の骨盤や背骨のねじれを整え、股関節の方向、膝関節のねじれ、スネや横の腓骨、足首、足裏の歪みなどを整えていきます。
痛みのきつい方は、はじめは間隔を詰めて痛みをとっていけるように施術してみましょう。
慢性的に痛みがある場合は膝周り、足腰周りを整えて、太もも、ふくらはぎ、おしりなどの筋肉がうまく使えるように適度な間隔で施術していきましょう。
お体が整ってくると、足腰周りもバランスよく使えるようになり痛みが出にくくなっていきます。
痛みが出にくくなるにつれ、施術間隔も広げていったら良いと思います。
ヒザの痛みがおさまり快適に毎日を過ごせて頂ければ幸いです。
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